特別演題プログラム
会頭講演
「「治るということ」「治すということ」~人間的な医学・医療を求めて」
- 座長:嶋田 豊(富山大学大学院医学薬学研究部和漢診療学講座)
- 演者:佐藤 弘(新潟医療福祉大学・東京女子医科大学)
特別講演1
「身心不二の叡智」
- 座長:佐藤 弘(新潟医療福祉大学・東京女子医科大学)
- 演者:玄侑 宗久(作家・福聚寺住職)
特別講演2
「それは祈りから始まった」
- 座長:佐藤 弘(新潟医療福祉大学・東京女子医科大学)
- 演者:岩田 誠(東京女子医科大学)
教育講演1
「科学の彼方にあるもの 宗教の存在意義」
- 座長:杵渕 彰(青山杵渕クリニック)
- 演者:島薗 進(上智大学神学部グリーフケア研究所)
教育講演2
「米国における補完代替医療の現状」
- 座長:伊藤 隆(東京女子医科大学東洋医学研究所)
- 演者:安西 英雄(アンザイ・アンド・アソシエイツ、日本薬科大学)
教育講演3
「新しい精神科疾患分類と漢方」
- 座長:杵渕 彰(青山杵渕クリニック)
- 演者:神庭 重信(九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野)
日本東洋医学会学術賞受賞講演
「古典の重要性」
- 座長:石川 友章(医療法人社団方伎会石川クリニック)
- 演者:稲木 一元(青山稲木クリニック)
伝統医学臨床セミナー
「「診療のこつ」:ここがポイント ベテラン医師に聞く」
- 座長:稲木 一元(青山稲木クリニック)
- 杵渕 彰(青山杵渕クリニック)
診療のこつ
「診療のこつ」ここがポイント
再び甘麦大棗湯について
アートも立派なEBMだった
- 本間 行彦(北海道漢方医学センター北大前クリニック)
医師のための鍼灸セミナー
第1部「女性科疾患に対する鍼灸治療の実際 -基礎から臨床の実践に向けて-(実技供覧を含む)」
- 演者:内田 さえ(東京都健康長寿医療センター研究所自律神経機能研究室)
第2部「鍼治療体験講座-埼玉医科大学東洋医学センターにおける鍼灸の実際-(体験実習を含む)」
- 演者:小俣 浩、菊池 友和(埼玉医科大学東洋医学センター)
日韓シンポジウム
「日韓伝統医学教育の現状と課題」
- 座長:小田口 浩(北里大学東洋医学総合研究所)
- 金 成俊(横浜薬科大学漢方薬学科漢方治療学研究室)
Status and Prospect of Traditional Korean Medicine Education
- Yun Young Ju(School of Korean Medicine, Pusan National University)
Present situation of the education concerned with Kampo Medicine in Japan
シンポジウム1
「東洋医学の発想と近代医学の最前線:未病と自然炎症」
- 座長:高橋 秀実(日本医科大学付属病院東洋医学科、日本医科大学微生物学免疫学教室)
S1-1 未病と自然炎症:生薬成分による制御の可能性
- 高橋 秀実(日本医科大学付属病院東洋医学科、日本医科大学微生物学免疫学教室)
S1-3 東洋医学を起点とした粘膜免疫制御メカニズムの解明と創薬への展開
- 國澤 純(独立行政法人医薬基盤研究所ワクチンマテリアルプロジェクト、東京大学医科学研究所)
S1-4 粘膜における免疫応答と漢方―メタゲノムの視点から
- 早川 智(日本大学医学部病態病理学系微生物学分野)
シンポジウム2
「症例から見る日本漢方と中医理論の接点」
S2-1 蕉窓雑話にみる日本漢方、臓腑弁証、五行理論
S2-2 症例から考える日本漢方と中医学の接点
S2-3 十四年間持続した不明熱の一例
S2-4 証を察するということ
S2-5 後世方は何故わかりにくいのか? 古方・中医学と共通性をみつけ語り合う
- 矢数 芳英(東京医科大学病院麻酔科、温知堂矢数医院)
シンポジウム3
「日本鍼灸の特徴」
S3-1 日本鍼灸の特徴 ―日本鍼灸の特徴の概観―
S3-2 古典的鍼灸と現代医学的鍼灸の折衷
S3-3 日本鍼灸の特徴
S3-4 日本の灸の現状と特徴
- 松本 毅(千葉大学環境健康フィールド科学センター)
シンポジウム4
「生薬資源確保の諸問題」
- 座長:渡辺 賢治(慶應義塾大学)
- 川原 信夫(独立行政法人医薬基盤研究所薬用植物資源研究センター)
S4-1 漢方生薬及び漢方エキス製剤の薬価引き上げ請願署名(2013年1月〜3月)
S4-2 我が国に於ける生薬生産の課題
- 金井 藤雄(株式会社金井藤吉商店、公益社団法人東京生薬協会常務理事、学校法人明治薬科大学評議員)
S4-3 国産オタネニンジンの復活を目指す栽培研究の最前線
- 渡辺 均(千葉大学環境健康フィールド科学センター)
S4-4 国産生薬振興のための課題と展望
追加発言 日本東洋医学会生薬原料委員会の活動について
- 針ヶ谷 哲也(生薬原料委員会、医療法人社団金匱会診療所)
シンポジウム5
「リウマチ・膠原病の漢方治療最前線」
S5-1 古典理論からみたリウマチ・膠原病疾患
S5-2 膠原病領域の漢方治療Oversimplified
- 津田 篤太郎(聖路加国際病院アレルギー膠原病科、北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部)
S5-3 リウマチ性多発筋痛症に対する漢方治療
- 引網 宏彰(富山大学大学院医学薬学研究部和漢診療学講座)
シンポジウム6
「全人的にみた皮膚科治療」
S6-1 心に作用する漢方薬について
S6-2 全人的にみた皮膚科治療 ー肝と皮膚疾患ー
S6-3 肺と皮膚疾患
S6-4 「脾」からアプローチする皮膚科治療
S6-5 腎と皮膚疾患
シンポジウム7
「基礎と臨床の溝を埋める」
- 座長:石毛 敦(横浜薬科大学薬学部漢方薬学科漢方薬物学研究室)
S7-1 十全大補湯とはいかなる薬か
S7-2 十全大補湯による肝切除後肝細胞癌再発抑制効果とその機序の検討
S7-3 エビデンスによる効果の客観化 ~漢方薬とがん治療について~
- 済木 育夫(富山大学和漢医薬学総合研究所病態生化学分野)
S7-4 基礎研究の結果を臨床に応用する ~十全大補湯と桂枝茯苓丸を例に~
- 地野 充時(千葉中央メディカルセンター和漢診療科)
S7-5 腸内環境を整える漢方薬(十全大補湯)
- 石毛 敦(横浜薬科大学薬学部漢方薬学科漢方薬物学研究室)
シンポジウム8
「認知症処方再考」
- 座長:山田 和男(東京女子医科大学東医療センター精神科)
S8-1 ドネペジル以前、いかに漢方家は取り組んできたか
S8-3 認知症治療における漢方の臨床面への期待
S8-4 認知症治療薬としての加味温胆湯の可能性について(コリン作動系や神経新生を指標とした基礎的検討)
ワークショップ1
「癌領域における漢方治療の役割」
- 座長:林 明宗(神奈川県立がんセンター漢方サポートセンター東洋医学科)
WS1-1 がん患者の漢方治療の全体像 癌証、瘀血、腎虚、冷えの重要性とその治療法
WS1-4 C型肝硬変症からの肝癌発癌予防における漢方製剤(十全大補湯、小柴胡湯)の役割
WS1-5 血液内科でのがん診療における漢方製剤の利用
WS1-6 漢方医の存在自体が基礎療法である。
- 田中 一(きのくに漢方クリニック、ゲートタワー IGT クリニック、e -クリニック)
ワークショップ2
「難渋した症例」
WS2-1 脳挫傷後の中枢性疼痛、嗅覚障害に対する漢方治療の経験
- 野上 達也(富山大学大学院医学薬学研究部和漢診療学講座)
WS2-2 漢方治療に難渋した挙児希望患者への治療経験~患者の生活行動への介入の必要性
WS2-3 難渋した症例
- 村松 慎一(自治医科大学地域医療学センター東洋医学部門)
WS2-4 四逆散が著効した頭痛の症例
WS2-5 高血糖昏睡で入院しショック後の血圧上昇、下肢循環障害、薬剤性肝障害、敗血症、下肢切断手術後に認知症の増悪を呈した一例
ワークショップ3
「心身一如が効を奏した症例」
- 座長:小菅 孝明(医療法人KMG小菅医院・横浜朱雀漢方医学センター)
WS3-1 心身一如とドライマウス
- 品川 隆(平成横浜病院歯科口腔外科、横浜歯科漢方研究会)
WS3-2 心身一如と肥満症 肥満症患者の実態と漢方治療の可能性
- 大平 征宏(東邦大学医療センター佐倉病院漢方科、東邦大学医療センター佐倉病院糖尿病・内分泌・代謝センター)
WS3-3 気血水の流れを改善して妊娠に至った症例
WS3-4 心身一如を実感した症例の検討-肝を中心として
WS3-5 精神症状を伴う下痢に加味帰脾湯が奏効した二例
ワークショップ4
「湯液と鍼灸の併用を考える」
- 座長:伊藤 剛(北里大学東洋医学総合研究所)
- 蛯子 慶三(東京女子医科大学東洋医学研究所)
WS4-1 現代医療における湯液と鍼灸の併用の意義 -過去から未来へ-
WS4-2 鍼灸師の立場から考える湯液と鍼灸の併用について
WS4-3 日本医科大学付属病院における湯液と鍼灸の併用治療の現状と展望
WS4-4 湯液と鍼灸診療の協調に向けた試み
- 三潴 忠道(福島県立医科大学会津医療センター漢方医学講座)
特別発言 漢方・鍼灸治療と併用効果の実際
ワークショップ5
「地域医療における漢方治療の役割」
- 座長:盛岡 頼子(成城漢方内科クリニック・東京女子医科大学東洋医学研究所)
WS5-1 当院での在宅医療における漢方治療について
WS5-2 沼津の地域医療における漢方治療の役割について
WS5-4 陸前高田市の状況
Basic seminar1 漢方総論
「漢方医学総論..漢方医学を実践することの意義を考える」
Basic seminar2 医史学
「医史学――日中伝統医学略史」
- 演者:小曽戸 洋(北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部)
Basic seminar3 呼吸器
「呼吸器疾患に対する漢方治療」
Basic seminar4 生薬薬理/服薬指導
「漢方薬はどう効くのか、なぜ効くのか」
Basic seminar5 消化器
「消化器疾患の漢方治療」
Basic seminar7 皮膚科
「皮膚疾患の漢方治療」
Basic seminar8 外科一般
「がん診療における漢方治療」
- 演者:今津 嘉宏(芝大門いまづクリニック、恩賜財団東京都済生会中央病院)
Basic seminar10 婦人科
「女性の病気は月経を調えて」
Basic seminar11 精神科
「精神科領域における漢方治療」
- 演者:山田 和男(東京女子医科大学東医療センター精神科)
Basic seminar12 内分泌代謝
「内分泌代謝領域の漢方治療」
Basic seminar13 耳鼻咽喉科
「耳鼻咽喉科疾患の漢方治療」
- 演者:斉藤 晶(独立行政法人地域医療機能推進機構埼玉メディカルセンター耳鼻咽喉科)
Basic seminar14 小児科
「小児における漢方治療」
- 演者:和田 惠美子(前東京女子医科大学東医療センター小児科、東京女子医科大学附属東洋医学研究所)
特別セッション
利益相反(COI)講習会
「利益相反の現状と今後」
- 座長:小野 孝彦(国際医療福祉大学熱海病院腎臓内科・漢方内科)
- 演者:久永 明人(医療法人社団ひのき会証クリニック併設和漢診療研究所)
JLOM活動報告会
「明日の診療に影響を及ぼすISO/ICD問題」
- 座長:小田口 浩(北里大学東洋医学総合研究所)
- 東郷 俊宏(東京有明医療大学保健医療学部)
ISO/TC249が日本の伝統医学のあり方に問いかけるもの
ISO/TC249を漢方医学から見る
東アジア伝統医学のハーモナイズ
- 矢久保 修嗣(日本大学医学部内科学系統合和漢医薬学分野)
明日の診療に影響を及ぼすWHO国際疾病分類
論文を投稿しよう2014
- 座長:伊藤 隆(東京女子医科大学東洋医学研究所)
- 及川 哲郎(北里大学東洋医学総合研究所)
日本東洋医学雑誌の現状とこれからのあり方
Traditional & Kampo Medicine(TKM)の発刊について
- 柴原 直利(富山大学和漢医薬学総合研究所漢方診断学分野)
商品詳細
- 商品名:第65回日本東洋医学会学術総会(富山)
- 内 容:全38項目
- 価 格:29,700円(税・送料込)
- 販売開始:2014年8月